【若者必見】令和でも読書は必要か?

コラム
  • 今の時代に読書は必要なのか?
  • もっと違うコンテンツの方がいいのでは?
  • そもそも、何で読書した方がいいっていうの?

こんな悩みを持った人に対して手助けできたらと思います。

令和でも読書は必要か?

もちろん、必要です。
でも、多くの人が知りたいのは「どうして必要か」ですよね。

情報過多で、スマホで検索すればだいたいの情報は手に入ります。
そんな世の中なのに、なぜわざわざ紙の本をぺらぺらめくる必要があるのでしょうか?

ジャンル別にまとめてみましたので、ご覧ください。

読書の必要性とは?本質はどこ?

今回はよく聞く3つのジャンルについてです。

小説編

小説なら、娯楽、共感能力の向上、想像力の向上などがあげられます。
また、非現実を疑似的に体験できるところが小説の良いところです。

僕が宇宙パイロットや、弁護士、医師、探偵を一生のうちに全てやるのはかなり無理があるでしょう。
しかし、小説を読むことで、疑似体験ができ、なりきる事は可能です。
つまり、たくさんの経験値を得られるという点で小説は必要なのです。

共感力の向上は科学的にも証明されていて、おそらく最も手っ取り早くできる方法の1つでしょう。
「友達や恋人が何考えてるのかわからない」なんて方には小説はもってこいです。

もしハマってしまったら、俳優や女優に左右されるドラマや映画よりも、自分の好きな顔、好きな声、好きな環境を作れてしまう小説から抜け出すことは不可能でしょう(笑)

ビジネス書編

ビジネス書の必要性は、皆さんもなんとなくわかるでしょう。

成功した人の考えを学ぶ、今の環境で使えるスキルを学ぶ、などなど。
しかし、これはビジネス書が必要かどうかの本質的な回答ではありません。

本質は「様々な意見がある事を知って受け入れる」ことです。

現代、ネットワークの発展により、世界は狭くなりました。
6次の隔たり(どんな人でも、友人の友人の友人の…とたどると6人目くらいでたどり着くこと)どころではなく、2.3次でたどり着ける時代です。SNSなら一次で行けますね!

すると、自分の周りはどうもせずとも多様性が生まれてきます。
もちろん自分と全く違う考えの人もいるわけです。

そんな時多くの人は、その多様性を受容できません。
「自分と意見が違うから嫌い」「この人は変わっている」
こうやって敬遠してしまえば、その人から学べるはずだった機会を失うことになります。

ビジネス書を開けば、たくさんの起業家、芸能人、研究者が各々の意見を述べています。
自分の知らない考えに出会うことがほとんどな読書の世界で、「そういう考え方もあるよね」と思えることができれば、現実世界でも相手を認めることができるようになります。

これがビジネス書を読む本質だと思います。

もちろん、他にも

  • 自己啓発本でやる気を高める
  • 今の環境、現状を知る
  • 科学的根拠の高い本で、合理的に自分の人生を豊かにする

などなどありますが、どれも著者の意見を受け入れてこそ、成り立つものなのです。

漫画編

漫画は必要なのか!?

小説が嫌いな人、読めない人なら、読むに越したことは無いでしょう。

漫画の世界は小説よりもより、ファンタジーにあふれています。
先ほど職業を疑似体験できる、と言いましたが、その職業が勇者、ヒーロー、異世界冒険者、魔法使いなどなどもう吹っ飛んでます。

勇者の疑似体験をしたところで、何の役に立つのか聞かれれば、僕は聞こえないふりをしますが、それでも全くの無意味というわけではないでしょう。

奇抜な設定が現実世界のアイデア創作で活かせる可能性もあるわけです。

また、全ての漫画がそうではありませんが、感動や笑いを与えるツールとしては誇るのもがありますよね。

漫画の場合は必要性などを考えず「ただ楽しむ」でいいと思います。
現実世界で使えるかどうかは、副産物的なものだと考えましょう。

結局、読書は必要なのか?

ビジネス書の必要性の本質で述べた通り、大事なのは「多様性を受容すること」「たくさんの考えに触れること」です。

だから、読書に限定する必要はありません。

  • 本を書くような人に会いに行って話を聞く
  • オーディオブックで聞き流す
  • youtubeやTik Tokでたくさんの意見を聞く

何でもいいです。
一番避けてほしいのは、自分の意見が全てであり、他は間違いと思いこむことです。

地球80億人が全て同じ考えはありえません。いろんな考えの人がいていいじゃないですか。
多様性を受け入れる練習として、読書は最適です。

これからの読書に対する考えが少しでも変わればいいなと思います。

 

おわり。


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