【嫌われる勇気】人間関係の悩みが無くなる、3つの捉え方

コラム

こんにちは、しばちゃんです。

「嫌われる勇気ってどんな本?」

そう聞かれたら僕はこう言います。

「死ぬまで読み続ける本」

嫌われる勇気はアドラー心理学を基盤としていて、心理学、哲学的な考えです。

「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日から幸せになれる」

理想論であり、現実味がなく、机上の上の空論。

もしそう思うなら、あなたの人生はまだ始まってすらいません。

本当に今日から幸せになれるなら、なりたいですか?

課題の分離ができないと、人間関係は壊れる

「人の課題に土足で踏み込まない、そして自分の課題に踏み込ませない」

言ってる意味がわかれば、飛ばしておっけい。読む必要ありません。

さて、よくわかない方、大丈夫です。すぐわかります。飛ばした人が後悔するくらいわかります。

まず課題とは、最終的に自分が責任を負う全ての物。

勉強、スポーツ、人付き合い、就職などなど。頑張って報われるのは自分。やらなくて不利になるのも自分ですよね。

相手の課題に土足で踏み込む人というのは「もっと勉強しなさい」「もっといい人と付き合いなさい」「もっといい企業に入りなさい」って言う人

「いや、あんたに関係ないでしょ」と反抗したくなりますよね。

当然です。あなたの人生なのだから、あなたがしたいことをするべきです。

一方、自分の課題に土足で踏み込ませる人もいます。

「親の言いなり」「教師の言いなり」「自分で何も決めない」

え、自分の人生なのに?誰かに決めてもらうんですか?本当にいいの?

 

と、ここまでは聞かなくてもわかったことでしょう。

でも、課題の分離はこんな浅い話ではありません。

最も大事なのは「相手がどう思うか、それはあなたの課題ではない」ということです。

親切にした時、感謝されるかもしれないし、ウザがられるかもしれません。

でも、それはあなたにはどうすることもできない事ですよね。

人は同じものを見ても、好意を抱く人もいれば、嫌悪感を抱く人もいます。

現代人はそれに対して「あぁ、僕はダメだな」「なんでそんな風に思うの(怒)」なんて考えたりします。

「相手がどう思うかは相手次第と割り切る」これこそが課題の分離です。

いちいち気にしてたら、課題の分離が出来ず、周りの人全員に好かれようとして、気づいたら自分ではなくなっています。そんな人生歩みたいですか?

僕は断固拒否です。自分が正しいと思うことをし続けたいですから。

「課題の分離」の考えを助ける本を紹介しておきましょう

【幸福になりたいのなら、幸福になろうとしてはいけない】

【自分のための人生】

※リンクは後日

この2冊はあなたのさらなる理解を助けてくれるでしょう。

多くの人が自己中心的な考えを持っている

「あなたは世界の中心にいない」

もし、意味が理解できるなら、ここも読み飛ばしておっけいです。

「おい、どうせ、そんな単純じゃないんだろ」と思った方、あたりです(笑)

「世界はあなた中心で回っていない」そう言われて、「いーや、俺中心で回ってるね」なんて言うお馬鹿さんは中二病をこじらせた学生か、重度のナルシストくらいです。

冗談はさておき、自覚は無いものの、多くの人が自分中心で回っていると思っています。
王子様やお姫様のように。

人と関わるときに「この人は私に何を与えてくれるだろう」と。

僕たちは自分の人生の主人公です。しかし、一方で世界数十億人中のたった1人にすぎません。

あなたの友人や恋人はあなたの不満を埋めるための道具ではありませんし、毎回望むものを与えてくれることもないでしょう。

だけど、「○○してくれなかった」「期待を裏切った」などと思い、自分の思い通りにならない人を敵だと思うのです。

さて、もう一度聞きましょう。「あなたは自分中心で世界が回っていると考えていましたか?」

もし、あなたが今まで「何を与えてくれるか」で人と接していたのなら、今ここから考えを改めることをお勧めします。

この考え方を手助けする本もいくつかあるので、紹介しましょう。

【GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代】

【7つの習慣「第4の習慣win-winを考える」】

※リンクは後日

決して世界はあなた中心で回っていません。あなたは世界中にいるたくさんの人の1人です。

しかし、だからこそ、周りを敵としてではなく、仲間として協力し合っていく必要があるのです。

自己肯定ではなく、自己受容

はい、この差がわかる人!それはもう読む必要がないですね!!

わからない人は続きを読んでくださいね。

自己肯定はできもしない事を「やればできる」なんて言って自分を正当化することです。

一方で、自己受容はできない事は「今はできていない、だから努力しよう」と受け入れる事です。

アドラーはこれを、「肯定的あきらめ」と言っています。

「そんなのただの逃げじゃん」

本当にそうでしょうか?

では、世界に100点満点の人が存在すると思いますか?

いないですよね。完璧な人間この世にいません。もしいるならそれは多分最新のAIロボットです。

だから、完璧であろうとする必要がありません。

多くの人は「与えられたもの」にこだわります。勉強の才能、運動の才能など。

でも、大事なのは「与えられたものをどう使うか」です。

与えられたものは「変えられない」ですが、どう使うかは「変えられる」からです。

ここで僕の好きな言葉を紹介しましょう。

「神よ、願わくばわたしに、変えられない物事を受け入れる落ち着きと、変えることができる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵をさずけたまえ」–––– 二ーバーの祈り

これは人間関係にも使えます。

相手の行動や価値観は変えられません。一方で自分の行動や価値観は自分次第でどうにでもなります。

変えられない物より、変えられるものに注目しましょう。

この自己受容の理解を助ける本も紹介しておきます。

【相手は変えられない、ならば自分が変わればいい】

【セルフコンパッション】

※リンクは後日

この2冊は嫌われる勇気以上に深い自己受容を教えてくれます。

嫌われる勇気は人生の教科書(まとめ)

はい、今までに3つ紹介してきました。

・課題の分離

・世界はあなた中心で回ってない

・自己受容

実は嫌われる勇気の中にはもっともっと紹介したい考え方がたくさんあるのですが、とりあえずこの3つをあげました。

それぞれ、言ってることは理解できると思いますし「確かに」と感じることがあったと思います。

ただ、難しいのはここから。

いざやろうとすると、とんでもなく難しい。そして、現実とのギャップがあります。

例えば、課題の分離。

頭ではわかっていても、相手がどう感じるか考えて空気を読みすぎてしまったり、自分の意見が言えなかったりします。

そんな時に助けになるのが、各章で紹介した本たちです。

より具体的に書かれているため、実践向きとなっています。

是非、理解を深め、行動に移すためにも読んでみるといいと思います。

※後日、紹介した本の記事も書いて、リンク付けしていくので、少々お待ちください。

それでは今回はこの辺で。しばちゃんでした。


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