前回の出口戦略の続きです。まだ読んでない人はこちらから。
【2020年最新】【出口戦略】自分が欲しいコーヒーの量がわかっていますか?
今回は「自分のチーズを見失ってませんか?」ということについて考えてみましょう。
あなたの出口はどんな場所だろうか、あなたが求めるチーズはなんだろうか。
「何言ってんだ、しばちゃん」と思っていることでしょう。
読み終わった後、自分のチーズを探し回ることになるとも知らずにね。
お金か?それとも・・・
これは僕がセミナーに参加したときに学んだこと、そして感じたことを基にしています。
突然ですが、あなたはお金が欲しいですか?
想像してみてください。
年収が1000万円を超え、2000万円を超える自分の姿を。
ちょっとワクワクしてきますよね。
でも、ある人は言いました。
「まだ満足できない。おかしい、こんなに働いてるのに、なんでこれだけしかもらえないのだ」と。
「そうだ、もっと稼げばきっと満足できるだろう!いけるところまで行ったるわ!」
そして3000万円を超えて、やっと気づきました。
「あ、この先どれだけ稼いでも、満足することなんてできない」と。
お金だけではありません。豪邸にしろ、高級車にしろ、ブランド品にしろ、目の前の小さな欲求にすぎないのです。
そこで「自分のチーズってなんだっけ?」という話になってくるわけです。
チーズとは自分が目指す場所である
あなたのチーズはなんでしょうか。
- 海外でのんびりとした休日を過ごすこと
- ボランティアで世界中を飛び回ること
- パートナーや子供と好きな時に、好きなだけ過ごす生活を送ること
なんでもいいんですよ。ただ、お金や物をチーズにしてはいけません。
お金はただのツールでしかありません。この言葉はあなたも聞き飽きたでしょう。
もちろん生活に欠かせないものではありますが、それが人生の目指す場所には、なりえないのです。
僕のチーズは「自分の家族に時間を使えること」です。
子供と一緒に遊んだり、本を読んだり、いろんな場所に行ったりすること。
奥さんといくつになってもデートをしたり、一緒に昼寝をしたりすること。
子供も奥さんも出かけるなら、暇な時間でボランティア活動をすること。
そのためには、仕事をしなくても生きていける必要があります。
だから、今学び、資産を形成しているわけです。
生活のために働く、欲しいもののために働く、別に文句はありません。
それは個人の自由です。
しかし、本当の自由を手に入れている人は、目の前の小さな欲求を我慢します。
なぜかって?
どうしても欲しいチーズを目指しているからです。
自分が欲しいチーズがわかっているからです。
ここが僕たち一般人と、自由に生きている人たちとの大きな差です。
ラットレースとは
今、チーズを持っていたとしても、人間は思っている以上におバカさんです。
ちょっと成功したり、ちょっとお金が入ってきたりすると、すぐチーズを忘れてしまいます。
ラットレースに陥っていることに気づかないのです。
ハムスターを飼っている人ならわかると思いますが、ハムスターが走って、くるくる回るおもちゃがありますよね。めっちゃ走っているのに、全然前に進まないやつです。
僕たちは、そのおもちゃの上で一生懸命走っています。
朝起きて、仕事に出かけ、夜帰ってきて、休日はテレビ見て、動画見て、給料が入れば好きなものを買い、お金が無くなったらまた働き…
チーズはどこにあるかというと、そのおもちゃではなく、ちょっと離れたところに置いてあります。
でも、僕たちは一向に近づけないのです。
なぜなら、同じことの繰り返しをしているから。働く→お金→もの→働く→…
ね、ラットレースっていった意味わかりましたか?
もしあなたが本気でチーズを手に入れたいのなら、今のラットレースから抜け出さなければいけません。
頭を使って、どうやってチーズまで行くかを考えるのです。
大丈夫、少なくともここまで読んでくれた方は、チーズを探しに行ける頭は持っています。
まずは、自分のチーズ(本当に欲しいもの)はなんなのか、じっくり考えてみてください。
そんなすぐに出てこなくてもいいです。
僕だって何年も考えて、今のチーズを見つけたのですから。
チーズを探す手掛かりになる本
僕らしく、最後は本の紹介をして終わりましょう(笑)
もうわかっている通り、チーズは人それぞれで違います。
そしてそれは、個人の価値観に大きく影響されているのです。
まずはあなたが「何に価値を生み出し、何をもって幸せと感じるか」を知る必要があります。
そこでお勧めするのが「メモの魔力」です。
と言っても、メモについて学んでほしいわけではなく(まぁ、無駄ではありませんが)最後についている「自己分析1000本ノック」をやってほしいのです。
「えー1000問も答えるの?」と思うかもしれませんが、100や200で自分の価値観に気づくこともあります。
ちなみに僕は200問あたりで、自分の価値観に気づくことができました。
あ、200問もやりたくないという方もいるでしょう。安心してください。
自分を知ることに興味がないなら、チーズを手に入れるなんて夢のまた夢。
今まで通り、同じところでくるくる回っていてください。お疲れ様です。
200問やるのは大変です。だから時間はかかってもいいです。でも、必ずあなたのためになるので、やってみてください。
自分のチーズを見つけられることを、僕は願っています。
それではまた!
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