今回紹介するのは【アイデアの作り方】
1980年代に書かれた本であり、すでに古典として、多くの人に読まれてきた名著です。
さて、アイデアとはどうやって作っていくのでしょうか?
アイデアの作り方の記事はこんな人におすすめ
- 仕事で企画や提案を求められる人
- クリエイティブな存在になりたい人
- これからの社会で生き残っていきたい人
「いいアイデアが思い浮かばない!」という方は、そもそもやり方が間違っているのです。
アイデアの作り方、気になるでしょう?
どうしてクリエイティビティが必要なのか?
この世の中には「肉体的労働」と「知的労働」の2つがあります。
そして、これからの時代、肉体的労働はロボットや、外国人労働者に奪われます。
ロボットは24時間365日、不眠不休で働き続け、文句も言いません。
外国人労働者も、やる気に満ち溢れ、少ない給料でも喜んで働きます。
このような現状で、どこの経営者が能力のない日本人を雇いたいと思うのでしょうか?
そこで必要なのは「クリエイティビティ」です。0→1を作れる人材になることが求められているのです。
そんなこと言われたら、この本の中身、知りたくなっちゃいますよね。
この本にはこんなことが書かれている
あなたが思う「アイデアの作り方」は、いきなり空から降ってくるイメージかもしれません。
お風呂に入っているとき、トイレにいるときなど、リラックス状態で「アイデア降ってきた」なんてことを聞いたかもしれません。
しかし、そんな甘いことではないのです。
一方で「いいアイデアが作れない」という方も多いでしょう。
実は、アイデアには車や電化製品のように「一定の明確な製造方法」があります。
- 資料集め…課題に対する専門的知識と一般的知識の収集
- 咀嚼…集めた資料に対して深い理解を得る
- 孵化段階…放置する、意識外の活動に任せる
- 発見…アイデアがおりてくる瞬間
- 具体と発展…できたアイデアに対して具体的かつ実用的に発展させる
たったこれだけ。でも知らなかったと思います。
大事なのは第1,2段階。
多くの人が知らないのにアイデアを作ろうとします。
それでは無理です。アイデアはあなたのもとへ降っては来ません。
あることに対して、様々な角度から調べ、情報を頭に詰め込み、熟成させる。
ここまで来てやっと「放置」です。
人の脳は自分の意識外でも、ある課題について考え続けることで、リラックス時にアイデアが閃くのです。
ここ、めちゃくちゃ大事なので、要チェックですよ!
今日から使えるテクニック
ここまで読んだら、今日何するかなんて、聡明なあなたならもうお分かりでしょう。
そう、「情報集め」です。
僕たちはアイデアを作ろうとするとき、一気に第4段階を目指してしまいます。
しかし、先ほども言った通り、最も大事なのは情報集めと咀嚼です。
知らなければ、アイデアは生まれません。
研究者の世紀の大発見も、何十年と研究し続けて、知識を蓄えた結果です。
研究初日の何も知らない人が、世紀の大発見をすることはないでしょう。
情報収集の大事さがわかったら、是非今日からやってみてください。
きっといいアイデアにつながります!
併せて読みたい本はこれだ!
- 超集中力(著:メンタリストDaiGo)
- 具体と抽象(著:細谷功)
- 原因と結果の法則(著:ジェームズ・アレン)
「超集中力」は、文字通り集中力の話ですが、アイデアは集中してたら生まれません。
想像力を豊かにする必要があるため、視野が狭くなる集中状態は都合が悪いのです。
しかし、いい集中にはいい拡散を。集中することで次に来る拡散状態をいいものにできるのです。
「具体と抽象」これはアイデアを作った後に役に立ちます。
アイデアとは抽象的でしょう。それを具体レベルまで落とし込むにはどうしたらいいかが書かれています。
「原因と結果の法則」は古典仲間として選書しました。古典のいいところは変わらない原則を学べるところです。この本を読むことで、原則について学ぶことができるでしょう。
気になった方は是非読んでみてください。
それではまた!
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