「今」よりも「未来」を取ることの難しさ

この記事は、僕自身がこの気持ちを忘れたくなくて書いたものです。
単なる読み物としてお楽しみください。
(少しは参考になると思います笑)

なぜ東京へ?なぜデータサイエンスなの?

もう少ししたら、東京へ進出です。
いわゆる上京ってやつですね笑

ここで「なんで東京へ?」という疑問に答えておきます。

理由は2つ。

1つは自分を試したくなったから。

僕の人生の軸の中に「自己成長欲」というものがあります。
要するに「成長することに対して嬉しいと感じる」わけです。

もう1つは夢を叶えるため。

僕の夢は「大事な人たちに、自分の時間とお金を惜しみなく使うこと」
その中で僕自身が満たされることにあります。(決して、誰かのために生きたいと思っているわけではないですよ)

奥さんがデートに行きたいといえば「どこに行くか一緒に決めよう」と、
子供が遊びたい、〇〇へ行きたいといえば「一緒に遊ぼう、今から行こう」と、
友達に相談を持ちかけられたら「何時間でも話を聴くよ」と言えるようにしたい。

当たり前なことかもしれませんが、これが僕の夢です。

その夢を叶えるためには、どうしても時間とお金が必要です。
病院に勤めていてはいつでも遊びに行くことは不可能でしょう。
子供に向かって「仕事があるから遊べないの」と言いたくないのです。

だからこそ、自由度の高い働き方ができる方法を模索して、今の結論に辿り着きました。

不安なんてあるに決まってる

さっき言った2つの理由は本心も本心です。

でもやっぱり今の環境から移ることに対してポジティブなものばかりかと言うと、
そんなことはありません。

まず、漠然とした不安があります。

24年間生きてきた地を離れて、新しい場所で生活しなければいけない。
6年間学んだ医療を脇に置いて、全く新しいことを学び、価値を提供しなければいけない。
「東京に慣れなかったらどうしよう」「仕事ができなかったらどうしよう」

いくら僕がドMだからと言っても、さすがに不安になります。

そしてこっちの方がもっと問題で「今大事な人」と離れ離れになる必要があります。
家族として好き、異性として好き、友人として好き、みんな僕の大事にしたい気持ちです。
離れ離れになったからと言って、関係が壊れることはないでしょうが、今までと同じように大事にできるかといえばわかりません。

みんなとっても素敵な人たちです。
僕の将来を応援してくれる人や、僕を友人として誇ってくれる人もいます。

でも、そばにいてあげられないのは事実です。
あ、ちょっと強がりました。
素直にいえば、僕がそばにいたいです。

そりゃそうです。みんな大事な人ですもん。
一緒に笑ったり、遊んだり、話を聴いたり…

たまに「この選択は本当に正しかったのかな」なんて思う時もあります。

夢との矛盾

なんでそこまで思うかと言うと、この行動が「僕の夢と矛盾しているから」です。
おや、さっき夢を語った時は理にかなっている行動だと思ったのに、なぜでしょうか。

僕の夢は大事な人を大事にすること。
そのために、時間とお金を手に入れる必要がある。
だから、自己成長とやりたいことをやるために東京へ。

ふと思いました。
この選択は「夢を叶えるために、今大事な人を大事にしないってことか?」と。

もう正直わかりません。頭の中ぐるぐるです。

「エッセンシャル思考」という本の中で「全てを選ぶことは、何も選ばなことと同義である」と
書かれています。

いや、難しすぎます。全部欲しいです。
スキルも、知識も、時間も、お金も、今大事な人も、将来大事な人も全部。

と、駄々をこねたいところですが、現実は無情にも迫ってきます。

論理的に考えればいいのだが

主観で物事を考えていては埒が明きません。
そこで、客観的に見てみましょう。

もう一人の僕が同じ悩みを考えていたら、なんとアドバイスするでしょうか。
答えは驚くほど簡単なのです。

「大事な人なんてこれからいくらでも作れるのだから大丈夫だよ」

なんてこったです。自分で言いましたが、あまりにもひどい答えです。
これを聞いて、「確かに!じゃあもういっか!」とはなりません。

実を言うとこの答えはまだ出ていません。
何が正しく、何が間違っていたかは、死ぬ直前の僕だけが知っていることでしょう。

1つの結論

とはいえ、もやもやしたままで、やっていけるほど甘い環境でないのはわかっています。
どうにかしてこの気持ちに区切りをつけて、前を向き頑張らなければいけません。

そこで、1つの結論を出しました。
これは僕が今まで2択で迷った時によく自分へ言い聞かせてきたことです。

「逆の選択肢を選んだもう1人の自分より幸せになる」

よく「過去は変えられる」と言います。
過去の事象は変えられませんが、意味合いは変えられる。

僕が東京へ行くかどうかの選択は、未来の僕の状況で変わるからです。
未来の僕が荒み、ひとりぼっちで、ただ仕事に悩殺されているのなら、この選択は間違ったと思うでしょう。

逆に、奥さん、子供、友人に囲まれて、夢を叶えていたとしたら、この選択は正しかったと思うでしょう。

要はこれからの僕の頑張り方次第なわけです。
「うじうじ悩んでいる暇があるなら、もう1人の僕に負けず頑張れ」ということです。

と、言い聞かせることにしました笑
そりゃ、大事な人に支えてほしかったり、一緒になって頑張ってほしかったりしますが、
僕には僕の人生があるように、大事な人たちには各々の人生があります。
僕のわがままで「そこをどうにか」とは行きません。

今回のことで四六時中悩んだこともありました。
この経験はとってもためになっています。

もし、将来僕の大事な人が、僕と同じように行動しようとした時、大事な人と離れる不安を与えないようにしようと決めるきっかけになりました。

まぁ、これを実行できるようになるにはめちゃくちゃ頑張らないといけないのですが、
その点に関しては雑草魂でなんとかなるでしょう。

それよりも問題は「僕がこれから先、本当に大事な人に出会えるのか」って方だと思います笑
時間もお金も手に入れたのに、大事な人が1人もいない、なんてことになったら笑い事ではありません。
同時に人として成長していかないといけないと言うことですね。

あぁ、前途多難ですが今後の自分に任せました!
僕ならきっと上手くやってくれるでしょう。

こんなので参考になるかわかりませんが、何かに役立ててくれたら嬉しいです。


コメント

  1. 1番のファンより より:

    大事な人と離れる決心をしたのも、とても勇気のいることであったと思います。それでも、自分のやりたいことを夢見て猪突猛進していくような姿に少し憧れを感じている自分もいます。
    将来、自分の大事にしたい人に囲まれて、幸せになってる姿を見せに戻ってきて下さい。

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